芸能人や舞台役者、司会者や講演家の人はなぜコミュニケーションが上手なのか?
皆さんこんにちは!!
ライフチェンジングコーチD.Oこと、尾崎大祐です。
いつも私D.Oのメールマガジンを読んでいただきまして、誠にありがとうございます。
いよいよ冬の到来ですね、南九州から上の地域ではもう、暖房なしでは寒くて大変ではないでしょうか?
私は鳥取県に住んでいるので、予定通りに寒いです泣
新型コロナウイルスへの警戒で最近ではすっかり予防意識が定着しつつある世の中ではありますが、
インフルエンザや風邪もまったく無くなったわけではありませんので、
まだまだ気を緩めることなく引き続き予防を徹底して行きましょう。
さて本日のメールマガジンは、芸能人などのように
人の前に立ってコミュニケーションをとる仕事をやっている人は
どうしてコミュニケーションが上手なのか?についてお話ししたいと思います。
「え?いつも人の前に立ってコミュニケーションを取り続けているわけだから当然じゃないか!」
と、普通に思うところでしょうが、そんな単純な理由だけであれば
これからにとってなにも未来のないような、元から才能があった人だからという話で片が付き、
つかみどころの無い話となりますよね。。
それでは身も蓋もないのですが、もちろんそんなことはありません。
コミュニケーションが上手なのには、ちゃんとした理由があります。
そうなんです、これにはメカニズムがあったんです。
そして、そのメカニズムを知れば誰だってコミュニケーションが上手になるという、
一つの秘訣から成り立っていたのです。
人の前に立って活躍する仕事の人が必ずやっているこの「秘訣」とは
それは、「自分で自分のことを日頃から観ている」からだったのです。
これはどういうことかと言うと、芸能人などのメディアに出演する人や話し手などのステージにて観られる人は、
人から自分はどのように観られているのか、どのように見えるのか、どのように映っているのかを知らなければ、
良い作品や良い講話を受け手に届けることができません。
仕事としてお金をもらいながら行っていることも関係していますが、それよりも、
人は自信を持って人の前に立ち続けて行くためには、自分が人にどのように伝わっているのかを
モニタリングしないと、逆に良いも悪いも自分のことがわからないのです。
そうしないと、いつまでも自分の中で根拠が得られず、活動や業務としてずっとやり続けて行くことが極めて難しくなります。
だから彼らは、必ず自分を映像や音声、画像や文章で一度記録して、
それを自分で観てフィードバックしていたのです。
特に、TVやRADIOや書籍や雑誌に自分が出演したものを、基本的に自分でも度々チェックしていることで、
「もっとこうできたら、もっとこう伝えられたら、どんなに楽しんでくれるだろうか。」という
「意識をする作業」を繰り返しているので、コミュニケーションが上手くなっていったのです。
なので実は、人の前に立って仕事や活動をし続けたことで
単に慣れたから上手くなったなどの単純な理由ではなく、
「自分で自分を見る回数が極めて多いから」でした。
そう、コミュニケーションが上手になる本当のメカニズムとは、
自分を撮って(録って)自分で観たり聴いたりを繰り返すことだったんです。
その前に、人にはこんな前提がある
人は基本的に、自分のことを自分で観ることができないようになっています。
これは、自分のことをあえて無意識に生活するための、一つの防衛本能だからです。
人は自分のことが常に自分で観れる状態では、生物的に生きていくことが難しくなると何かの本で読んだことがあるのですが、
それは、自分のことが常に気になっている状態だと、弱点に映る部分が自分の心に常に情報として入って来てしまうようになり、
落ち込みや凹みや自信喪失にさいなまれ続けてしまうため、自傷行為や自殺へと至ってしまうからみたいです。
例えば、生活の中で日頃から自分の姿を映像で観たり、自分の声を音声で聴いたりすることが無い人は
それらを観たり聴いた時、恥ずかしくてたまらなくなるのではないでしょうか?
「早く消して!」と言ってしまいよね。
これも、防衛本能から来ています。
でもこれをあえて、時々でも定期的に、何かを利用して観る環境を作って自分を自分で見るようにすると、
振り返る機会を設定して無意識から有意識にしてやると、
チクチクと凹みながらも恥ずかしがりながらも少しづつ慣れて行き、
最後には自分を客観的に見ることができる機会を大切にするように変わっていきます。
そして、慣れて行き、恥ずかしくなくなってどうってことなくなった時には、
コミュニケーション能力(やりとりのコツや接し方の基礎・話し方の適切な順番や恥ずかしくなく自分を出せるなど)が身についている証拠となります。
あえて時々無意識なものを有意識にする状態を作ることは、防衛本能に刺激を与えて抗体を作り、自分を強くすることができるのです。
新型コロナウイルスのワクチン接種だって、あえてウイルスを体内に入れることで防衛しようとする免疫細胞に気づきを与えて(有意識にさせて)、細胞のスキルを上げるからウイルスに対して強くなるわけですよね?
これと同じで、自分にプレッシャーやストレスを少しづつ与えることで、慣れや自信が出来上がっていき、
それをしていない人との差が生まれることで、人より優れたうらやましがられる自分へとなれるわけです。
実は皆さんも、自分で自分を観ている時がある
皆さんは、朝起きて仕事に出かける前に必ずやっていることってなんですか?
朝食を食べる。歯を磨く。顔を洗う。などなど、色々と出かけるための準備をしてから仕事へ向かうと思いますが、
その中で、これは誰でもやっているのではないでしょうか?
「鏡を観る」
そう、自分の姿を自分で確かめる作業です。
その時に、自分の身だしなみをチェックすると思いますが、
自分を鏡で観てチェックをすると、どこかスイッチが入った感覚になりませんか?
これが、無意識から有意識に移り変わった瞬間です。
人間は自分のことについて、いつもは無意識ですよね。
例えば自分のことを敏感に気にしてしまう傾向の人だと、誰かの前で何かをしようとする際では、
自分のことが気になってしまい億劫になり行動が大胆になれなくなると思いますが、
これが自分一人の時や時間を忘れて何かに没頭している時では、自分の様や喋り方や歩き方やしぐさなどがどんな感じで表れているのかなんて、そんな気にしていないのではないかと思います。
このように、人は前提として、自分のことに対しては無意識になるように設定されているのがデフォルトなのです。
だからこそ、これをあえて有意識に変える作業が、自分のコミュニケーション能力を上げるトレーニングへとなります。
自分のことを客観的な位置から、いわゆる自分をもう一人の自分から観ることができると、
人は自己を磨く意識が出てきて、自分の分析ができるようになるからです。
そしてこの分析を重ねていくことによって、少しずつ改善や工夫などの行動へと意識が向くようになり、だんだんとスキルが上がっていくとともに自信へと変わって行きます。
この自分を自分で観る作業こそが、自分づくりやコミュニケーション能力の上達や、総合的な人間力の向上に繋がっていくというメカニズムだったわけですね。
これを日常生活においても繰り返していくことができれば、人の前で自分を出すことにおどおどすることは無くなり、大胆に自信あふれるしぐさやコミュニケーションが取れるようになるので、
人として輝いて見えるようになり、憧れられる存在にだってなって行けるのです。
人の前に立って仕事をしている人達(先生や営業マンや受付の人やCAなども)は、なぜ凛々しく見えるのか。
それは、みんな自分を自分で観て聴くトレーニングを積み重ねて来ていたからなんですね。
このトレーニングは、私達でもできるやり方がある
コーチングは、「自分をもう一人の自分から観ることができるようになるプログラム」です。
このプロのコーチとして活躍している私でさえ、自分の開催したセミナーを収録しては後日観たり、
コーチングセッションをZoomなどのオンラインで行った際には、自分がちゃんとセッションを通してパートナーの方々にしっかりと伝えられているのか、伝わるセッションとなっていたのかを観て聴いて、結構確認しています。
他にちょっとした場面でも、特に友人と楽しく会話をする集まりの席や、
ちょっとしたお金についての相談や業務依頼案件の業者間の打ち合わせの席なんかでは、
自分のスマートフォンのボイスメモを起動させて録音ボタンをタップして、
スマホを裏返しにしてコッソリ録音しては、持ちかえってから自宅や事務所で聴き返し、
今日のトークはちゃんと伝わるように話せていただろうか?とか、
面白いトークで友人を楽しくさせられていただろうか?などと、
チクチク凹みながらも楽しく聴いては(笑)、客観的な位置から自分をよく分析しています。
あと、趣味でやっている音楽では、自分が出演したステージは毎回ビデオに録っては持ちかえり、
観ては聴いては演奏やパフォーマンスがちゃんとできていたかどうかを確認します。
そして大体毎回、凹んでいます(笑)
でも、これをずっと重ねて来ているからこそ、今ではステージパフォーマンスや演奏には
私は確固たる自信があるんですね。
こうやって人は徐々に徐々に納得の行く自分と変わっていき、それに比例するかのように、
周りからの自分に対する反応や声が、高評価の方向へ変わって行くのです。
人生が輝いている人がなぜ輝く人生を手に入れられたのか。
それは、先に自分が輝けるようになったからなのです。
そのためにしてきたことが、「自分で自分を観れるようになった」ことだったんですね。
そのために私達ができることとは、日常生活の中で「自分を自分で見ることを増やす」ことなのです。
それを、コーチングでは専門的に追及しているため、コーチングを受けた人が決まって生まれ変わるようになるわけなんですね。
コーチングとは、有意識の使い方を、科学で研究されたかのような専門的なプログラムとして
サービスにして提供しているものだからこそ、ハッキリとした結果を得ることができるのです。
人が輝くには、コミュニケーション能力の上達が必須です。
コミュニケーション能力は、自分を自分で見れるようになることで身に付きます。
自分で自分を見れるようになった人は、輝いていて幸せでいます。
幸せになれた人は、お金と時間が溢れる人生で暮らしています。
ビジネスをやっている人(経営者)も大半の人は、まるでタレントかのようにどこか憧れるような雰囲気が出ていて、堂々とコミュニケーションをとる印象がありませんか?
みんな、自分を自分で観て聴いてここまで来ていたから、今の成功があるのでしょうね。
ちなみに、自撮りが恥ずかしくなくなれば、それも一つの成功へのステップですよ。
本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。