思った結果が出せない人が必死にやっていた、残念なこと


こんにちは!!

ライフチェンジングコーチD.Oです。

あなたは、目標を達成するために

どんな努力を重ねていますか?

日々前進するために、色々な勉強をして

自身のスキルアップのために知識を身に付けて行こうと、

たくさんの新しいことを取り入れては

ご自身に、どんどんと課題を足していっているのではないでしょうか?

ということは、結果を出すために一所懸命に取り組んでいる現在、

色々な勉強をしてはたくさんの知識を学び、そして能力を身に付けるために

たくさんの実践をしなければならないような状態となっていて、

逆に、上手く身に付につけられないようなしんどさを覚えていたりしませんか?

本当に結果を出したいからこそ色々なものを取り入れて行って

一所懸命に学んで実践をしていること自体は素晴らしいと思うのですが、

でも、それ自体が重荷となって、疲れてやる気が起きなくなってはいませんか?

結果を出したいってことは、これって

「今より数字を上げたい」ってことですよね?

でもこれだと、

「数字を出そうとした行為によって、数字を出せなくなっている状態」

となっていますよね。

それって、何もかもを「足してばっかいるから」そうなっていませんか?

では逆に、「引いたらどうなるのか」って考えたことはありますか?

今回は、減らすことの大切さと、

減らすとどうなっていくのかの本当のことを伝えてみたいと思います。


「減らすこと」って怖いですか?


私達は、「引く」「減る」などの「マイナス」が嫌いです。

人は、生存本能的に「無くなる」ことを阻止したいと思って生活をしているためです。

「失う」ことは、恐怖の一つだからです。

そして、「足す」「増える」などの「プラス」には幸福感を覚えるようにできているようで、

「有る」と安心し、安全という欲望が常に達成されている結果となります。



人間の心は、プラスは「成功」、マイナスは「失敗」だと認識するようなのです。

そう、実は人って元々、

「足し算は上手だけど引き算は下手」

で生まれて来ているってことを知っていましたか?

だから私達人間は、「減らすこと」が根本的に怖いのです。

でも、その深いところにある結果では、

人は、制御することなく足し続けると、バグっては「自爆する」ということ。

健康でもそうですが、生命を維持するために摂っている

炭水化物の過剰摂取がほとんどの原因で

人間は様々な重度な病気にかかっていますよね。

ということは、「心は足したい」のだから、

「脳で引く」っていう制御システムを発動させていないと、

人間は上手く成り立たないようになっているのです。

このように人は、引くってことが心には無いため、

「頭で意識しないと上手くできない」ようになっていることから、

本当に目標を達成したければ、あえて

「引くこと」を意識して取り組んでいく必要もあるのです。

そのために、「減らす」ということの大切さも学ばないといけないのです。


質量って必ず「100%」だという法則がある


世の中の物や事は、質量でいえば

必ず「100%」で例えられます。

これ、どういうことかというと、地球上にある物質って

原則的に、一切宇宙には出ませんよね。

(隕石が落下してきたり、放射線が入ってきたり、人工的に宇宙へ出されたりはあるが)

物質って、「物量」で見たら増えたり減ったりと

数字的には記録でき、動いてはいますが、

分子レベルで観たり、全体の絶対数でいう「質量」でいうと、

発生したり消滅したりしているのではなく、

「形を変えながら移動している」のが正しいです。

もっと分かりやすく言えば、地球という、密閉されたビンの中になる物質は

ビンの中では増えたり減ったりしているように見えるのに、

ビンの外には一切出ていないということです。

だから、理論的に表現すれば、

「百分率」って定義は、120%などと

100を超えて表すものではなく、

100%の中で、現在値が「何%:何%」なのかの対比で表すので、

物質は、無くならないで、正しくは

「何かと交換されている」ってのが理屈です。

6:4や7:3にはなっても、6:5や7:2にはならないということですね。

その視点から言うと、人の心も、

足してばかりいると、物が増えてはキャパオーバーとなり、

足していった一つずつの物事への価値感や関心度が(気持ちの入り様)が

分散されては飽和していくため、代わりに、

それぞれへの価値が下がるようになるのです(増えた分、代わりになにかが減ってしまうということ)。

なので、色々なものを次々と仕入れたり手に入れたりしていくと、

結果的に「あれ?今なにをやりたいんだったけ?」となってしまい、

本来なんのために足していっていたのかや、

本来なにがやりたくてそうしていたのかが解らなくなってしまい、

整理がつかなくなっては、気持ちが滅入ってしまうのですね。

ということは、足した分、本来はどうしていかないといけないのか。

この物理の観点から見ても分かりますよね?


「減らすからこそ増やせる」のが本来のメカニズム


いかがでしょうか?

人はどうして、一所懸命に色んなことを足して行って頑張っているのにも関わらず、

逆の結果となってしまうことがほとんどなのか。



そう、「足すのなら、減らさないといけない」からだったのです。

そしてもっと正式なことを言うなれば、

「減らしてから、足していく」のです。

要は、このように物理で考えると、質量には必ず上限があり100%以上にはならないのに、

そこにさらに新しいことを取り込むのなら、先に何かを減らさないと

スペースがないのです。

心のスペースが。

だから人は、知識や活動を足し過ぎると

心がペラペラとなっていき(薄くなり)、

心が無い人になってしまっては、

すれ違いや誤解、そして摩擦を生むようになるのです。

なので、勇気を持って、減らすこと。

シンプルにすること。

人は、装備を減らすからウエイトが軽くなり、

自分自身をコントロールできるようになるのです。

自分が大切にしている10個の宝物の中で、

もうすぐ津波が到達するため避難しないといけないのに

時間が無くてどれか1つだけしか持っていくことができないとしたら、

あなたはどれを持っていきますか?

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました(^^)