死が私達に伝えている本当のこと


こんにちは!!

ライフチェンジングコーチD.Oです。

私がお届けしているこのメールマガジンですが、

最近少し配信が途切れておりまして、ご迷惑とご心配をおかけしております。

ライフチェンジングコーチとしてしっかりと使命を持ち

たくましくも活躍させて頂いている現在の私ではありますが、

実は今月、いくつかの人の死や生き別れに遭遇しておりまして、

記事を書いて伝えて行く強い気持ちを、とても持つことができませんでした。

ですが、私を必要としてくださっている方がたくさん待っていると思う度、

その方達の気持ちを大切にできなくなる自分へと巻き戻ってしまうことが怖く、

いつまでも自分らしくない状態ではいけないと思いました。

なのでまた今回から、できるだけ定期的に

私の今までの体験や現在の活動を通して培った情報や考え方を

たくさん発信していきたいと思いますので、

改めて、どうぞよろしくお願いいたします。

そんな、大切な体験をした直後の私がお届けする

大切なことから伝えたい今回の内容は、

「人の死が私達に伝える本当のこと」についてです。


死は、終わりではない


死は、人生の終わりです。

私達は、知人友人・憧れていた人や応援していた人・愛していた人が死を迎えたことを知った瞬間、

自分の中にある何かまで終わったように感じては、深く絶望します。

まるで、何もかもが終わったかのように。

ですが、実は、どれ一つ終わってはいません。

確かに、大切な人は亡くなって、一つのことは終わりました。

でもそれは、本当は、終わりではないです。

私が以前に、自身が書いた何かの記事で伝えたことがあったと思うのですが、

一つの物事を「相対性理論」で解説したことがありました。



その時に、「人の心にも相対性がある」ということを伝えたと思うのですが、

この、自分にとって大切な人との深く悲しい別れが発生した瞬間って、

そのもう一つ向こう側に「自分の人生に対してすごく大きなこと」が始まっているということになります。

そう、終わりは一つの「新しい始まり」を生む、私達にとって必要な業です。

これを「宿命」といい、人の人生に必ず用意されている

本当の自分の心になるために大切な、訪れると決められているライフイベントなのです。

そう、これは必ず、「プラス」の結果が用意されてある物事なのです。


人の死は、残されて生きている者に新しい人生を生む


私が最近経験したこの「別れ」ですが、正直、耐えられませんでした。

すごくすごく、自身を滅ぼしました。

今日に至るまでに、自身でやっとここまで自分を認めてあげることができ

やっと自分を再び好きになってあげられるようになったのに、

それをまたズタズタに自ら切り裂いては、

底の無い絶望に引きずり落として行きました。

終わりは、とても立ち直れないものです。

そんな渦の中にいて、自分の力で新たな何かをつかむことなんてとてもできない。

ですが、不思議なもので、そんな時にはふと

自分ではない「何か」が、そんな自分をまた引き上げてくれるものです。

それが、「新たな出会い」と「必要な再会」です。


死の反対側に用意されていた「新しい出会い」と「必要な再会」


大切な人が亡くなった時や、大切な人と生き別れた時、

私達は、思わず、抑えきれずに

誰かに会いに行きたくなるのではと思います。

これ、切れ味のあることを言いますが、

失わないと「新しい出会い」にならないご縁ってのが

この世の中には必ずあります。

私が先日体験して思ったのが、大切なこのお葬式へもし行かなかったとしたら、

何十年も会ってなかった親族や当時の友人と再会することにはならなかったと思います。

そして、この再会は、一瞬で自分のあの頃を思い出させてくれては

これからまた今日より、このご縁を大切にしたいと誓いたくなるくらいの

今の自分にとってとても必要だということが、ハッキリとわかるものです。

死や別れは、必ず、次に必要となっている

この時じゃないと頂けない、大切な機会となっているということです。

だとしたら、失ったという結果に視点を当て続けてうなだれて行くことよりも、

誰かに会いに行ってでも、誰かの力を借りてでも、

目的を持たなくてもいいから、とりあえずどこか人の出会いがある場所へ動くこと。

死や別れで分かることってハッキリとしていて、

それが、「結果を狙うよりもまず行動すること」なのです。

この「苦しさからどうにか抜け出したい」という衝動には、

的を狙って射抜く力は無いとしても、今までの自分では踏み出せなかった

「新しい自分としての行動ができる最高のきっかけ」となっているのです。

この瞬間だからこそ、今までの自分では到底できなかった

勇気ある行動がとれるものです。


コーチングで伝えている、人の生と死


そこから伝えるとしたら、実はコーチングがどうして

人生をテーマにするプログラムとなっているのか。

これが、人は「感情が大きく動かないと結果に結び付くような行動を取らない」という、

行動心理の大原則があるからです。

人生とは、この「感情」が動くことで進路を決めては、

その方向に向かって、すごいエナジーを燃やしながら進んでいるものです。

コーチングがどうして、考えさせられることが多いプログラムとなっているのか、

それは、「人は頭で考えると行動がとれないけど、心で思わされると、即座に動く」からなのです。

考えさせられるというのは、頭で凄く考えている様を思い浮かべるでしょうが、

考えさせられるというのは、正しくは、「心が動いているから頭で嫌でも考えさせられてしまう」

というメカニズムを言います。

人の心って、「死」と「恋愛」と「お金」の3大テーマに対しては、

いとも簡単に心を持って行かれるようになっています。

この3つのテーマでは、どんな強靭なハートを持っている人であっても、

心を真ん中にずっと置いておくことができないようになっているのです。

というか、私達はこの3つのテーマに

ちゃんと心を持って行かれるからこそ、

人生を大切に、幸せに生きていけているのです。

心を揺さぶられるから、人はその都度大切なことに気づけるのですから。

だからコーチングは、実際の出来事に遭遇する前に

「考えさせて事前に行動させる」から、本当に人生が好転していくのです。


最後に


別れはとてつもなく苦しく辛く、そして淋しくて失望するものです。

でも、この別れにはどんな意味があったのかや

どうして今までこの人と一緒に居たのかを、

逃げないで、躍起にならないでしっかりと振り返ることで、

必ず、次に用意されている大切な出会いに気づくことができます。

死別や離別は、その終わりをしっかりと受け取り、

そして、次にある最幸の出会いと再会へ向かうための

大切な出来事です。

深く自分を落として、とことん泣き崩れて、

日常にて傲慢に当たり前に生きて来ていた今日までの

自分の心の垢を全て洗い流し、

心が凄く綺麗な状態で、素直な気持ちで会いたい人に会いに行く。

これが、別れと出会いの奇跡です。

心を見つめる。心を見直す。

自分を振り返る。本当の自分を知る。

出会いと別れがやって来た時にだけ

心からできるようになる大切なこと。

その瞬間に出会いと別れを大切にして

次の人生へ幸せに進んで行くためにも、

コーチングで、今の自分のうちに

その準備をしてほしいと思います。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。