失敗体験が多い人こそ、本を読むべき


こんにちは!

ライフチェンジングコーチD.Oこと、尾﨑大祐です。

皆さんは、本を読みますか?

読んでいる方は、どれくらいの頻度で読んでられますか?

そして、同じ本を何回読み返しますか?

本って、関心がない人からしたらただの文章でしかないとは思いますが、

それでも誰でも、本には力や効果があることは感じてられると思います。

そして、失敗を重ねて来たひとこそ、本を読んで行って欲しいです。

そんな本を、このような時にこのような視点で読んだことはあるでしょうか?

本がどうしてこんなにも頼りになり、どうして読まれ続けているメディアなのか、

今回は本について新しい見方や角度から、その大切さを伝えてみたいと思います。


そもそも失敗がなんなのかを説いてみると


失敗とは、その物事の成り立っているしくみや法則や理屈を知らないで執り行った結果が

そのまま形になった状態です。

そう思うと、失敗をしてしまったと悔やむような物事って、

事前に調べた上で行動を取ってはいなかったりしませんか?

私達は、リサーチやテストをしないで本番に臨む傾向があります。

例えそれが大きな物事であっても小さな物事であっても、基本的にはその傾向があります。

人は原則、感情で行動を開始するものなので、思い立ったら自然と行動したくなるからでしょう。

そしてそれが、自分にとって利益があるようなおいしい話だった場合では、

より感情で行動を取ってしまいますよね。

確かに、思い立ったら吉日なのはいいことではありますよ。

ですが、その結果で失敗している事例が多いことを考えると、

決して全てがそれでいいわけではないですよね。

だからこそ、やる前に決める前に、できれば本を読んで欲しいのです。


本には本当は何が書かれているのか知っていますか?


ではどうして本を読んでおくべきなのか?

それは、本はどれもが「教科書」だからです。

書籍とは、情報や手段や方法を書き記して「ノウハウ」を製品化し売っている媒体です。

例えそれが週刊誌のようなゴシップをネタにして伝えているものであっても、

例えそれが漫画のようなコミカルでドラマティックな人生上の描写であっても、

これらは「何かを伝えているもの」ではありませんか?

それらを読むことで人は、自分を高めたり自分確かめたり、生活の知恵や身を守る術を身に着けています。

本はどんなジャンルであったとしても、文章や写真や絵画を用いた記録物ですから、

誰かの体験や、誰かの脳内に湧いたアイデアや、誰かの日頃の考え方が

外に出てきて目で見えるようになったものです。

ということは、本には物事を行うための「見本」が載っているということになります。

ということは、本には「事例」が載っているということです。

そして、実際に本を読んでみると「なぜ」「だから」「そのため」という風に、

その物事がそうなる「原因」が書かれていませんか?

そう、物事は「事例」という「見本」を通して、先に「原因」から知ると、

失敗を最小限に抑えることができるんですね。

むしろ、成功するようになるのです。

結論、本って「成功者が失敗から発見した成功の方法」を書いて製本し出版しているものなんです。


だから、値段を付けてもどんどん売れるんです。


本を読んでからチャレンジし、そしてチャレンジ後にもう一度その本を読むこと


このように、体験には挑戦には、横に「本」をセットすることが大切となることが分かりましたか?

なので、失敗した時こそ、失敗をそのままにしないで

必ずその分野の本を買って読んで欲しいと思います。

本・活字は自身で考え想像しながら読んでいくので、自己分析力がふんだんに身に付きます。

失敗した時って、なぜ失敗したのかやどうしたら上手くできるのかを、

落ち込んだ心を持ち帰っては休む前などに考えたりしますよね?

人は失敗したら、まるで生理現象かのように自己分析を行うものなので、

そのタイミングで本を読むことがベストなんですね。

それと、一冊の本はだいたい、「一度読んだらもう読むことはない」って方が多いのではないでしょうか?

私も自己啓発セミナーに参加した時に、「本は1回読んだら次々と新しい本を読んでいった方がいい」と

教えられたことがありました。

そして、買った本を1回読んではもう読まないで、次々とそのジャンルの他の本を読んで行っていました。

そうすると確かに、モチベーションが上がって行き、いい効果を生みました。が、

どちらかというと知識をたくさん集めること自体が好きになってしまい、

最終的には、たくさん集めたことによって「実際は何をどのようにしたくて本を読んで勉強していたのだろう?」と

本質が分からなくなってしまったことがありました。

それからの私は、渡り鳥かのように本を大量に仕入れて読んでいくことをやめ、

同じ本を2回から3回は読むようにしてみたのです。

するとどうでしょう?

その本が伝えたかったであろう物事の本質が、絵で描けるくらいにハッキリと分かるようになってきたのです。

本の一語一句までは覚えていないけど、その本の結局言いたかったことが分かり、

本が伝えていたことと、自分が実際に実践したことの結果が

一致し始めたことを自覚できるようになってきたんですね。

とりかかる前に1回読み切り、まだイメージでまででしか取り込めていない状態で一度実践をし、

実際に体験を終えたあとにまたその本を1回読み切る。

そして再度実践すると、不思議なくらいに上手く行き始めて(ヒットし始めて)、

このようにやれば当たる!という強い根拠を得たその後に、

ダメ押しかのようにまたその本を読みなおす。

こうすると、もうその本を観なくてもその本に書かれていた内容の通りに

今度は自分が誰かに教えられるくらいにまでその物事の道理が解るようになる。

こんな感じだったんです。

なので私は、一冊の本を何回も読み切ってみて欲しいと思います。

凄く操れるようになりますよ。

国家資格を取るために読むテキストは、受かりたいからしっかりと頭に入るまで

何回も読んで復習までするじゃないですか。

だから、どんな本でも教科書でありテキストであるならば、

本来は何回も読み「熟読」すべきものなんです。

失敗を重ねて来てここまで頑張って来た皆さんは、嫌でも煮えるような体験をしてきたからこそ、

これからこそその分野の理論や理屈を知って分析をして欲しいんです。

その為に本はある。

本を読めば次からはちゃんと成功(ヒット・命中)するようになって人生を変えられるようになります。

成功者はみんながそれを知っているから、お金を出してまでして本を手に入れて読んでいるんですね。

本を読む習慣は、人生の失敗と共に、

失敗を自覚してそれを無駄にしたくないほどに

人生を取り戻したいと願う人には身についているものです。

動画や音声のように「再生スピード」が決まっていないからこそ、

自分のタイムで進められるメディアだからこそ、

本は自発心が凄く養われます。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。